今日は薄曇り。それなら影も出まいと待ち受けたのですが、先頭の貨車コンテナに空があるのです。
納得写真は年に数枚とかいう”撮り鉄さん”のご苦労お察し申し上げますですな。

小さい頃に鉄橋に向かって駆け上がってくる汽車を見て育った。客車よりもゆっくりと
長い貨物列車が好きでしたね。そして幼児期の擦り込みか後期高齢者と云われる
年齢になっても線路脇で眺め、轟音と振動にしびれているのです。
デジタルカメラが普及して誰でも適当に撮れるようになったのでやたらとパシャパシャ
撮っているのだから記録程度以上のクオリティはない。撮りためているうちに写真と
して見るに耐えるものと欲が出てくるのだが、これがなかなか容易ではない。横着を
して三脚も立てず、年で震えて手ブレ放題で撮るのだから無茶な望みだ。おまけに
家庭の事情で行動範囲と行動時間に制約があるので、見物席が限られる。柵がなけ
ればなあとか、立木が邪魔だなあとかが見えてくるが、構築物を移動することはでき
ないのだから、本人がよりよい条件のサイトを探して移動するしかないのに・・・。

天気の良い日にはシャッター速度を上げて手ぶれを極力減らそうと素人はピーカン狙い。なのですが、
なんと見事に架線の影が前にも横にも想像以上にクッキリと・・・・。

轟音と振動を間近に